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メンタルトレーニングの活用例は?

  • 執筆者の写真: Shunji Abe
    Shunji Abe
  • 2021年3月10日
  • 読了時間: 4分

本日は実際にどういう方がメンタルトレーニングを受けているのか、

その例をご紹介させていただければと思います。

これまでにメンタルトレーニングがなんなのか、

そもそもメンタルって鍛えられるものなのか、

そんな内容を紹介しましたが、

「じゃあ実際にどんな人がトレーニング受けてるの?どんなことに使われるの?」

と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?


そこで本日は、世界で導入されているさまざまな実用例をご紹介していきたいと思います。


①アスリート


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まずはクライエントの代表格と言える、アスリートの方々。

世界的に有名なトップアスリートの多くは、

現在フィジカルコーチとメンタルコーチをつけています。

代表的な選手を例に挙げると、

サッカーのC・ロナウド選手、陸上の桐生選手、

テニスの大坂なおみ選手、などです。

実際に大坂選手は専属メンタルコーチをつけてから劇的に成績が安定し、

明暗が顕著に現れた試合のエピソードがありますが、

それはまた後日紹介致します。

このように、アスリートは極限状態の中で一つの勝利をめざして戦っており、

我々では想像できない精神的プレッシャーを受けています。

その中でどのように勝利を掴み取っていくのか、

プレッシャーをはねのけるにはどうすれば良いのか、

それをメンタルトレーナーとともに習得していくのです。


②企業研修


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こちらも代表例の一つです。

仕事の場では、精神的プレッシャーと戦わなければならない場面がたくさんあります。

例えば大事なプレゼン、営業、プロジェクトなどなど、

重い重圧を乗り越えて戦わなければなりません。

さらに、企業にとって必要な人材とはどのような人材でしょうか?

業務に取り組む上で、しっかりと目標設定をし、

それに対して必要な業務を一つ一つしっかりとこなせる人材ではないでしょうか?

そういった’習慣’作りにもメンタルトレーニングのプログラムは最適で、

企業の新人研修に取り入れる事例も多くあるのです。

新人研修に取り入れることで、日々の業務をただこなすのではなく、

しっかりと目的を持って、かつ能動的な働きぶりへと変貌させられるマインドになるのです。


③学校

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「目標設定をし、それに向けて課題解決をしていく」となると、

むしろ一番良いのは学校で導入していく例かと私は思います。

それはなぜか?

やはりどのような’トレーニング’であっても、成長過程である若い年代で取り組むのが、

一番速効性があり、かつ効果が現れやすいと思うからです。

さらに学校生活では多くの場面でメンタルが結果に影響します。

テスト、体力テスト、部活、受験、発表などなど、

あらゆる場面でメンタル状態の良し悪しが成績に影響を与えるのです。

そしてまだ精神的に未熟な学生達は、より顕著に影響を受けます。

逆に言えば、メンタルトレーニングを導入していない学校と、

取り入れている学校では大きな差が出る可能性があり、

例えばスポーツの強豪校を打ち破る可能性も見えてくるのです。

また、学生という早い段階から目標を定めてそれに向けて努力をする習慣が付けば、

それは将来大きな財産となり、’優秀な人材’として社会に出ていくことができます。


以上が代表的な例ですが、いかがでしたでしょうか?

トレーニングの内容は、イメージトレーニングといった技術的なものも

多くありますが、大部分はカウンセリングです。

一人一人に合った方法はなんなのか、

どのようにしていきたいのか、

トレーナーは個々人の本質を探り、

持ちうる能力を最大限に発揮できるようにサポートします。



過去の実績を紹介させていただくと、ミセスアースという大会のメンタル講師を

務めさせていただきまして、ファイナリスト全体向けの講座を実施、

さらに深めたいと思った方が個別セッションを追加申し込みされ、

その方はグランプリこそ逃したものの、見事に賞を獲得致しました。

「エントリーしたけど自分が何を目指しているのか、それがわからない」

泣きそうな、不安げな表情の彼女でしたが、

カウンセリングをした結果、60分後には晴れやかな表情に。

自分のセッションで、このように人に影響できるって本当に素晴らしいな、

としみじみと感じた案件でございました。

より多くの方を、エネルギーに満ちた表情に変えてあげたいと、

心より思っております。


ではまた。

 
 
 

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